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エボ鯛(エボダイ)-イボダイ[Psenopsis 1anomala]

エボダイの写真

一見、鯛?と思う形と、胸鰭(えら)の下部にある小さな突起が「疣(いぼ)」のように見えたことからイボ鯛と呼ばれていますが、れっきとしたスズキ目イボダイ科の魚です。

その昔、江戸ではイ音がエ音になまって、エボダイと呼ぶようになったそうです。東京の卸市場で当社専務が確認し、名称をえぼ鯛に統一しました。

ちなみに、島根県では「シズ」と呼びます。体表の光沢が絹織物の「繻子」に似ていることから関西から九州で「シュス」と呼ぶが、「シズ」はその転じたものといわれています。

英語ではButter fishといわれ、新鮮なものほど体表に粘液が分泌されるので、鮮度のよい魚体ほどヌルヌルしています。

というように、見た目はいまいちですが、白身で身が柔らかで、脂も多く、鮮魚よりも干物のほうが旨みが増す魚の一つです。身が厚く、癖のない味は好まれると思います。

島根半島沖で、10月から5月までとれる「エボ鯛」は小振りでも脂が良くのり美味しく焼けます。ご飯、味噌汁、イボダイの焼き物、漬物…。日本人に生まれてよかったと思える朝食ではないでしょうか?

焼き過ぎないようにご注意ください。かたくなります。フライパンでお好みの油で調理し、身をほぐして野菜とともに食パンにトッピングしても美味しく頂けます。

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